トイレリフォーム
皆さん、こんにちは!
住まいのお直し隊のアコです♪
今回は「トイレリフォーム」に
関するコラムです。
トイレは材質や汚水を流す関係上、
他の水回りに比べるととても丈夫で
長持ちします。
なので今回のコラムが
「家を建ててから初めてトイレ交換をする」
「どうやってリフォームするの?」
という方々の参考になればと思います。
※トイレの種類に関しては当店ホームページの「商品ラインナップ」のトイレページで閲覧いただくことができます。
それでは、やっていきましょう!
① トイレの寿命ってどれくらい?
目安として約15年~20年ほどです。
これを聞いて「・・えっ?」と思う方や
「もう20年以上使ってる」という方も
多いのではと思います。
この年数には理由があり、
一言に「各部材の経年劣化」です。
タンクや便器本体は大部分が「陶器」で
できているため、衝撃を与えなければ
陶器の部分は100年持つと言われてます。
ですがそれ以外の内部のパーツは
プラスチック系の素材なので、
どうしても経年劣化してしまいます。
ただし、経年劣化してすぐ壊れてしまう
というわけではないので、
上記の目安年数を超えた場合は
いつ故障してもおかしくはないぐらいで
思えばいいかと思います。
② 修理はできないの?
結論からいくとできるケースもあります。
いろいろなメーカーから代用品が
販売されているため、適合内であれば
そちらのパーツで対応可能なケースも
あります。ただし、古い電気部品系統や
陶器のひび割れなど、
絶対に直せないケースもあります。
※詳しくは「トイレの修理」というコラムにまとめてあります。ぜひご参照ください。
③ リフォームって何をするの?
メインはトイレの交換になります。
トイレは大きく分けて4つに分類することができます。
それぞれの特徴をまとめてみました!
③-1 組み合わせ便器
写真のように、便器・タンク・便座(ウォシュレット)の3つの商品をそれぞれ組み合わせたトイレです。
TOTO ピュアレストEX より引用
★ メリット
・比較的安価な価格帯で取付可能
・自分に合った機能の便座を選べるので、コストダウンできる
・便座部分が故障した際、便座のみの交換が可能(便器、タンクは基本セットとなる)
▲ デメリット
・手の届かない隙間ができるため、掃除がしにくい
③-2 一体型トイレ
便器・タンク・便座(ウォシュレット)が一体化しているトイレです。組み合わせ便器同様、手洗いの有無が選べます。
TOTO ZR1 より引用
★ メリット
・凹凸が少ないデザインの為、掃除がしやすい
・一体感のあるデザイン
・手洗いの開口部が組み合わせタイプより広いため、手洗いがよりラクラクに!
▲ デメリット
・便座(ウォシュレット)が故障した際に、トイレを丸ごと交換しなければならないケースがある
・タンクが樹脂製になるので、組み合わせ便器のような陶器のツヤや耐久性はない
③-3 タンクレストイレ
水を溜めておくタンクのないトイレ。デザイン性にこだわりのある種類です。
TOTO ネオレスト より引用
★ メリット
・凹凸が少ないデザインの為、掃除がしやすい
・スタイリッシュで高いデザイン性
・サイズがコンパクトなので、視覚的にも空間的にもトイレを広く使える
▲ デメリット
・手洗いがないため、必要な場合は別途準備する必要がある
・高級グレードのため価格が高い
・便座(ウォシュレット)が故障した際に、トイレを丸ごと交換しなければならないケースがある
・機種によって水圧の強さが足りない場合、取付られない
③-4 システムトイレ
手洗い器や収納キャビネットなど、お好みに合わせて組み合わせが可能なトイレ。トイレ空間がガラリと生まれ変わるデザインです。
LIXIL リフォレ より引用
★ メリット
・タンクをキャビネット内に収める収納タイプの場合、小物系を収納できる
・立体的に空間を活かしたデザイン性が◎
・既設の配管を活かせるため、手洗い器設置の場合も大がかりな工事は不要となる
▲ デメリット
・収納キャビネットや手洗い器の有無により、普通のトイレより高い価格
・給水管の位置等により、そのままでは取付不可のケースもある
・便座(ウォシュレット)が故障した際に、トイレを丸ごと(手洗い、キャビネット含む)交換しなければならないケースがある
・狭いトイレルームの場合は取付に向かない場合がある
④ 一緒に検討しておくべきポイント!
トイレの交換時に
一緒に検討しておくべきポイントです!
工事をやるにしろやらないにしろ、
後で「○○しとけばよかった」や
「ここもしとけばもっと安く済んだのに」
と後悔しないように一度は考えてみるべき
ポイントのみご紹介します。
● 壁、天井クロスの張替え
トイレを取り外した状態の方が、職人さんも貼りやすく仕上がりがよりキレイになります。
● 床の貼り替え
トイレを外さないと貼り替えができないので、汚れなど気になることがあれば検討しましょう。
取付後に貼替える場合は、トイレの取外し・取付費用や部材代が別途かかってしまいます。
● 備品の収納場所
トイレ空間の広さによるので絶対にとはいいませんが、もし不便に思われているのであれば相談してみる価値はあります。
● その他備品の新調
ペーパーホルダーやタオル掛けなどの設備は、壊れていない限り再利用が可能です。ですが周りをキレイに交換した場合とても目立つので、できれば交換しておくことがベストかなと思います。
⑤ 最後に
皆さん、いかがでしたでしょうか!
「トイレ空間」といってもたくさんの
種類や工事がございます。
この記事が参考になって、
皆さんのトイレリフォームが
満足のいくものになれば幸いです。
それでは、良いリフォームを!