生活動線を見直そう
理想の暮らしをイメージする
あなたが今のお住まいに引越しをされた時は、
どんな暮らしをイメージしていましたか?
また、これから引越しをされる方は、どんな暮らしにしていきたいと思っていますか?
理想の暮らしを明確にイメージしておくと、その暮らしは実現しやすくなります。
反対に片づけのゴールが明確になっていないと、どこに向かって進めばいいのかがわからず、
迷って立ち止まってしまいます。
片づけをやっても途中で挫折してしまう方は、実は明確なゴールがイメージできていないということなのです。
間取り図を用意する
さて、ゴールはイメージできましたか?
「理想の暮らし」という明確なゴールに向かって、さっそく片づけをスタートさせましょう!
ですが、まずは大きな片づけを始める前に、
必ずやっていただきたいことがあります。
それは、 間取り図のチェックです。
どうしてかというと、間取り図を見ると家の中にいる自分には気づけない「客観的な視点」で生活動線を考えることができるからです。
私はこれまでの記事でも、理想の暮らしをイメージすることや間取り図を見て自分の動きを把握することが大切だとお伝えしてきました。
その理想の暮らしに近づけるためには、ラクな動線を見つけることが必要不可欠です。
では、ラクな動線とはどういうことでしょう?
ラクな生活動線とは?
私の思う「ラクな生活動線」のポイントとは、
無駄な動きによって時間や体力を奪われないことです。
時間や体力が奪われなければ心も体もラクですし、更に自分の好きなことに使える時間を増やすことができますよね。
そのためにできる具体的な3つの方法をご提案します。
1. 間取り図を使って現状を把握する
生活動線をラクにするためには、『動線第一のキッチン』という記事でもお伝えしました通り、
まずは現状の自分の生活動線を把握することかから始めましょう。
朝起きてから夜寝るまでの1日の動きを、用意した間取り図を使ってチェックしましょう。 自分だけで管理する小さなスペースから始めるのがオススメです。
2. モノの必要量を知る
普段使うモノを自分の好きな(特に必要な)順番で紙に書いていきます。
自分の好みや使用頻度の高さが明確になります。
ハサミやペンなど、同じ使い道のモノを大量に持ってはいませんか?
この際今使っているものだけに絞って、使っていないモノは思い切って処分しましょう。
2年も3年も出番のないようなモノは、もうあなたには必要ありません。
モノの総体数を減らすことができれば、狭い範囲内でコンパクトに収納できるので、移動距離を減らすことにも繋がります。
3. 必要以上に往復しない収納位置
初回の「片づく家づくり」や前々回の「動線第一のキッチン」でもお伝えしましたが、収納する定位置を決める際は、使いやすさ以上に仕舞いやすさが重要です。
使ったあとの最後の最後にそれをつい置いてしまう場所、その周辺が仕舞いやすい場所なのです。
そしてそこに収納を設置することによって、
無駄に往復せずに片づけることができるようになります。
まとめ
それでは、今日のおさらいです。
大事なポイントはこちら。
①理想の暮らしを暮らしをイメージする
②間取り図を用意する
③ラクな生活動線に変える
(現状と必要量を分析し収納位置を決める)
というわけで、今回は『生活動線を見直そう』というテーマでお話しましたが、いかがでしたか?
さて、次回は『掃除と洗濯』についてお話いたしますね。
お楽しみに!